【インタビュー】2021年4月10日(土)今橋夢佳&宇田川日和デュオリサイタル

【インタビュー】2021年4月10日(土)今橋夢佳&宇田川日和デュオリサイタル

2021年4月10日(土)に東京・日暮里サニーホールコンサートサロンで今橋夢佳&宇田川日和デュオリサイタルを開催いたします。リサイタルに向けて今橋夢佳さん、宇田川日和さんにインタビューいたしましたので、ご覧ください。

インタビュー

今回のリサイタルに向けての抱負を教えてください。

宇田川さんとは大学生の頃からよくデュオで演奏活動をしています。お互いを尊 重しながら音楽の愉しさや喜びを分かち合えることに、心から幸せを感じています。今回はそんな私たちにとって節目とも言えるリサイタルになると思います。個人的には、このような演奏の場を頂くことも初めてで、とてもワクワクしています。まだまだ未熟者ではありますが、これまでの軌跡を精一杯披露したいです。 (今橋)

今橋さんは大学時代より共に音楽を作り上げてきたパートナーです。一年前、新 人演奏会オーディションを受け、これから益々精力的に頑張っていきたいと心を 固めていた矢先、新型コロナウイルスの影響で思うように活動できない日々が続 きました。悔しい想いもありましたが、改めて音楽の尊さ、アンサンブルでその 場限りしか味わえない喜びを再認識することができました。未だに本番の機会が減ってしまうことが続く中、デュオリサイタルを開催させて頂けることに感謝いたします。お客様にも、生演奏の臨場感を一層楽しんでいた だけるよう、二人で音楽とじっくり向き合って準備を進めていきたいと思います。(宇田川)

演奏する曲の聴き所などを教えてください。

デュオリサイタルということで、2つの楽器のアンサンブルが美しい作品、また ドイツロマン派時代に親交の深くあった4人の作曲家の作品を集めました。聴きどころは全てなのですが(笑)、2曲目に演奏するシューマンの「3つのロマ ンス」は、メロディーと和声の運び、そして2つの楽器の重なりが絶妙に美しい 作品なので、是非注目してお聴き頂きたいです。フルートとピアノ、それぞれの音色は然り、アンサンブルならではの響きを体感して頂ければ幸いです。(今橋)

今回は私たちにとって初めてのデュオリサイタルです。プログラムは二人で練り に練り決め、大変気に入ったものになりました。ドイツ人作曲家の作品を並べま したが、どの曲も違った魅力があり様々な世界観を楽しんで頂けると思います。プログラム最後の〝ウンディーネ〟は、これぞフルートとピアノのためのソナタ、といった感じで特にデュオとしての聴きどころが満載です。(宇田川)

あなたにとって音楽とは何ですか。

「私自身の傍にいつも在り続けてくれるもの」です。これまで様々なスタイルや ジャンルの音楽に触れてきましたが、勉強をする度に発見の連続で、本当に飽き ないです。一生研究し続けたいと思っていますし、音楽家として少しずつでも 日々成長していきたいです。(今橋)

心に寄り添い、人生を豊かにしてくれる、なくてはならないものです!(宇田川)

演奏会情報

2021年4月10日(土)今橋夢佳&宇田川日和デュオリサイタル
会場:東京・日暮里サニーホールコンサートサロン
時間:19:30開演(19:00開場)
料金: 全席自由 2,500円

出演者

今橋 夢佳 
Yumeka Imahashi,フルート

11歳よりフルートを始める。洗足学園音楽大学、同大学大学院音楽研究科修了。第1回Kフルートコンクール大学生・一般の部第3位(最高位)。第10回ドルチェ楽器デビューコンサート、銀座山野楽器主催「若きフルーティストたちによる響演 vol.5」出演。これまでにフルートを中村明子、泉真由、吉岡次郎の各氏に師事。

宇田川 日和
Hiyori Udagawa,ピアノ

洗足学園音楽大学ピアノコースを首席で卒業。ピアノを杉本安子氏、作曲を石桁冬樹氏に師事。第19回日本演
奏家コンクール大学生の部第1位及びグランプリを受賞。ブゾーニオーケストラ国際ピアノコンクール(イタリア) Eカテゴリー第1位。現在ピアノを黒田亜樹氏に師事。ペスカーラ音楽院に在籍中。

曲目

F.メンデルスゾーン:無言歌集 第五巻 より 「5月のそよ風」「春の歌」(フルー      トとピアノ編)

R.シューマン:3つのロマンス Op.94

S.カーク=エラート:シンフォニッシェ・カンツォーネ

C.ライネッケ:フルート・ソナタ「ウンディーネ」 Op.167