【インタビュー】2019年12月7日(土)TIAAコンチェルト ヌーベルバーグ2019 PART1&2

【インタビュー】2019年12月7日(土)TIAAコンチェルト ヌーベルバーグ2019 PART1&2

2019年12月7日(土)に日暮里サニーホールにて『ヌーベルバーグ2019 PART1&2』を開催いたします。ソリストの方々にインタビューいたしましたので、ご覧ください。

インタビュー

雑賀 州代(ソプラノ)

トマ : 私はティターニア オペラ「ミニヨン」より
A.Thomas : Opera「Mignon」 “Je suis Titania”

名古屋二期会研究生修了後名古屋二期会在籍。サマーガラ、ニューイヤーオペラコンサート出演。 ブルクハルト国際音楽コンクール入選。入賞者披露演奏会、 TIAA 全日本クラシック音楽コンサート出演。ウィーン国立音楽大学マスタークラス修了。ディヒラーコンクール参加。ディプロマ取得。山口雅子、シミーナイヴァン氏に師事。

今回のコンサートに向けての抱負を教えてください。

コロラトゥーラの華やなメロディがどこまで表現できるか課題です。

今回はオーケストラとの共演ですが、心境はいかがですか。

以前オーケストラと共演した時、リハーサルは気分よく歌えたのですが、本番は自分に余裕なく終わってしまいました。今回せっかくチャンスを頂けたので、オケと合わせ、かけあいながら自分の音楽観を表現できればと思います。オケと溶けあっている自分を感じられれば、私にとって人生の醍醐味なのですが…

ご自身の演奏される曲の聴き所などを教えてください。

ポロネーズのリズムに乗って軽やかにウキウキした気分がお伝えできればと思います。

あなたにとって、音楽とは何ですか。

幼い頃幼稚園の卒園式で流れたアマリリス。小学校の学芸会で歌った冬景色。高校の合唱で歌ったタンホイザー。音楽は生きてきた証、思い出、支えであり今後の糧となるものです。


洪 純純(作曲/ピアノ)

洪純純 : 湖畔
Chwen Chwen Hung : Lakefront (for Flute & Orchestra)
洪純純 : 光
Chwen Chwen Hung : Light (for Piano & Orchestra)

台湾台北生まれの女流作曲家、米国ニューヨークのマンハッタン音楽院で学士課程とカルフォル二ア州立大学バークレー分校で修士課程を修了し、パリ国立高等音楽院で作曲を勉強した。第11回TIAA全日本作曲家コンクールで入賞した。管弦楽作品には、“唐明皇と楊貴妃”と第一号交響曲があります。

今回のコンサートに向けての抱負を教えてください。

楽器とオーケストラの曲を書くことは私の夢です。TIAAオーケストラと協会のおかげで、ここでそれを実現できて、本当に嬉しいです。誠に協会と音楽会の皆さんにありがとうございます。

今回はオーケストラとの共演ですが、心境はいかがですか。

今回 作曲者とピアノソリストとして、非常に感謝しています。フルートソリスト&TIAAオーケストラと協力すること、とても光栄です。

ヌーベルバーグ2019に出演することを決めたきっかけは何ですか。

ヌーベルバークコンサートで、たくさん綺麗な協奏曲の演奏を聴いた、私も協奏曲の夢を奮い立たせました。私にとって、作曲と演奏の組み合わせによって 音楽芸術の思考においても面白いです。

ご自身の演奏される曲の聴き所などを教えてください。

自作曲:「湖畔」は生物と環境の叙述を音楽になって、聴衆を自然の美しさに導くことです。フルートカデンツァで、トンボ点水の描写が含まれています。「光」は聴衆が聴覚で音のトンネルを通過した後、光の希望を感じられるのを願っています。


浜野 千佳子(ピアノ)

ブラームス : ピアノ協奏曲第1番 二短調 作品15 第1楽章
J.Brhams : Piano Concerto No.1 in D minor Op.15 1mov.

日本大学芸術学部音楽学科卒業。ピアノを故青山繁子氏、故マルグリット・フランス氏、ユベール・ギャール氏、平島こずえ氏に師事。全日本演奏家協会主催フランス音楽コンクールに入賞・入選。これまでに東京都内でコスモポリタンオーケストラとサンクト・ペテルブルグでシンフォニー・オーケストラと共演。

今回のコンサートに向けての抱負を教えてください。

今まで、協奏曲はチャイコフスキー、ラフマニノフといったロシアの作曲家の作品に取り組んでまいりましたが、今回はドイツ3Bの一人であるブラームスの作品を演奏したいと思いました。
この曲は、交響曲を作るつもりで構想を練っていましたが、色々な経過の後ピアノ協奏曲というかたちで完成されたそうです。私は、この曲に対してゆっくりと時間をかけて熟成されたブラームスの渋さが表れているようなところに魅力を感じました。
これから本番までの間にブラームスの音楽を研究して、私が感じたことを表現できれば、と思います。

ご自身の演奏される曲の聴き所などを教えてください。

本来は、オーケストラのための交響曲を意識しただけにピアノのソロの部分に、オーケストラで使われる素材が色々な箇所で表れてピアノとオーケストラが一体化していると感じるところが、多々あります。
そして、内に秘めた情熱と何かを模索してるような二面性を感じさせるところもこの曲の魅力と思います。

あなたにとって、音楽とは何ですか。

演奏は、本番に向けては、かなりの緊張や労力を伴いますが、日々音楽に関わることによって生じるささやかな発見や安心感が小さな幸せではないかと感じています。


但見 夏奈子(ピアノ)

グリーグ : ピアノ協奏曲 イ短調 作品16 第1楽章
E.Grieg : Piano Concerto in A minor Op.16 1st mov.

5歳よりピアノを始める。大阪大学外国語学部卒業。2015年~2016年英国Trinity Laban Conservatoireピアノ科に在籍。チータム国際サマーコース、アカロアマスタークラス、ミュンヘン国際音楽セミナーを受講。これまでに、岡部可奈子、Douglas Finch、楠原祥子の各氏に師事。

今回はオーケストラとの共演ですが、心境はいかがですか。

オーケストラと共演させていただくのは長年の目標だったので本当に楽しみです。聴きに来てくださったお客さまと心を合わせ、演奏を通して対話できるように1音1音丁寧に演奏したいです。

演奏するとき、いつも心がけていることは何ですか。

「練習は本番のつもりで、本番は練習のつもりで弾きなさい」。これは、以前師事していた先生から言われたことです。毎日ピアノを弾いているとコンディションの良い時もあれば悪い時もあります。しかし、どんな時でもその時のベストを尽くし、工夫を重ねることで少しずつステップアップできると信じて「一音入魂」で日々練習しています。

あなたにとって、音楽とは何ですか。

「心の栄養」です。何か辛いことがあった時、悩みがある時など、どんな時でもピアノに向かうことで、自分の世界に集中することができます。仕事と両立しながら音楽を続けるのは体力的にはハードですが、音楽で叶えたい夢、弾いてみたい曲がまだまだたくさんあるのでこれからもずっと大好きなピアノと一緒に生きていきたいです。


山中 康矢(ピアノ)

ラフマニノフ : ピアノ協奏曲第2番 ハ短調 作品18 第1楽章
S.Rachmaninov : Piano Concerto No.2 in C minor Op.18 1st mov.

2004年8月愛知県生まれ、中学3年生。5歳よりピアノに興味を持ち夢見るピアノ教室へ通い始める。第17回アールンピアノコンペディション小学の部全国大会3位入賞。第36回全日本ジュニアクラシック音楽コンクールピアノ部門中学生の部全国大会3位入賞。現在、平野翼氏、城寿昭氏に師事。

今回のコンサートに向けての抱負を教えてください。

今回オーケストラと演奏できることをとても嬉しく思います。僕は、今までピアノは1人で演奏するものだと思っていましたが、中学で吹奏楽部に入り重奏の楽しさを学びオーケストラと演奏してみたいと思うようになりました。会場の皆さんに美しい音をお届けできるように頑張ります。

ご自身の演奏される曲の聴き所などを教えてください。

この曲は、ラフマニノフの4曲ピアノ協奏曲の中でも人気も高くラフマニノフを世に知らしめた作品とも言われています。ロシア正教会の重厚な鐘の音、甘美な旋律、大浪のうねりを皆さんにも感じて頂けたら嬉しいです。

あなたにとって、音楽とは何ですか。

僕にとって音楽は、喋ることの得意でない自分の思いを伝えることのできる大切なものであり、その中でもピアノは私の相棒のような存在です。これからも父や母、支えてくれる多くの方に感謝をして音楽を続けていきたいと思います。


池田 直陽(ピアノ)

チャイコフスキー : ピアノ協奏曲第1番 変ロ短調 作品23 第1楽章P.I.Tschaikovsky : Piano Concerto No.1 in B minor Op.23 1st mov.

国立音楽大学演奏学科(ピアノ)卒業。同大学院音楽教育学専攻修了。在学時、「国立音楽大学ピアノ演奏会」に出演。モスクワ音楽院マスタークラスに参加、ディプロマ取得。日本クラシック音楽コンクール全国大会出場。ヤングアーチストリサイタル出演。これまでに片岡道子、井戸理恵子、内川裕子、吉田優子の各氏に師事。

今回のコンサートに向けての抱負を教えてください。

初めてのオーケストラとの共演でとても恐れ多いですが、ずっと憧れていた曲を演奏することの喜びを味わい、多くの人に曲の魅力を沢山伝えられるようにしていきたいと思います。

ヌーベルバーグ2019に出演することを決めたきっかけは何ですか。

今回演奏させていただく、チャイコフスキー作曲「ピアノ協奏曲第1番」は、中学生くらいの頃からよく聴いているほど憧れの強い曲です。しかし実際に演奏するのは無理かと諦めていましたが、モスクワ音楽院のマスタークラスに参加したときに他の受講生の方が演奏しているのを聴いて、ロシアの空気に触れながら聴く演奏は身震いするほど感動的で、本当に素晴らしい曲だと改めて実感しました。それがきっかけで自分も実際に演奏したいという気持ちが強くなり、今回出演を決めました。

演奏するとき、いつも心がけていることは何ですか。

わざわざ足を運んできてくださっているお客様に、楽しかったと思っていただけるよう、その曲のもつ魅力を伝えられるような演奏を心がけています。感謝の気持ちを持ちながら笑顔でいるようにしています。


徳原 大貴(ピアノ)

ベートーヴェン : ピアノ協奏曲第5番 変ホ長調 作品73 「皇帝」 第2、3楽章
L.v.Beethoven : Piano Concerto No.5 in E flat major Op.73 「Emperor」 2nd,3rd mov.

大阪音楽大学音楽学部音楽学科ピアノ専攻卒業。同大学学内演奏会他、卒業演奏会出演。これまでに、岡原慎也、杉原なお子の各氏に師事。

今回のコンサートに向けての抱負を教えてください。

オーケストラとの共演ということで、ソロで演奏するときとは違って様々な難しい課題に直面すると思いますが、まずは楽しんで演奏できることを目指し、この経験を今後の自分に活かせるようにしたいです。

ご自身の演奏される曲の聴き所などを教えてください。

「皇帝」という愛称はベートーヴェンの没後に広まったもので、同じ変ホ長調の交響曲第3番「英雄」を意識したものだと思います。ベートーヴェンのピアノ協奏曲の中では最大規模の作品であり、第2楽章はロ長調の抒情的な緩徐楽章で、切れ目なく続く非常に力強い第3楽章のロンドが魅力的です。様々な苦難に苛まれながらも芸術の力を信じ、自身の人生を切り拓いてきたベートーヴェンの根源的な生命力を感じる壮麗で雄大な作品となっています。

演奏するとき、いつも心がけていることは何ですか。

表現力やテクニックについて論じる前に、美しく演奏するということが最も大切で音楽の本質であると思います。演奏する上で失敗は付きものですので弾く前からあれこれ悩んでも仕方ありません。自分の音が美しいか美しくないかを常に意識して演奏しています。

あなたにとって、音楽とは何ですか。

音楽は心を豊かにするものであると思います。より良い演奏のためにはまず自分が演奏を楽しむことが大切だと考えています。


外村 ゆうき(ソプラノ)

モーツァルト : コンサートアリア“どうして忘れられましょう、あなたのことを~心配しないで愛する人よ” 作品505
W.A.Mozart : Aria “Ch’io mi scordi di te? … Non temer, amato bene ” K.505

1982年東京歯科大学卒業。開業医の傍ら2000年より趣味として声楽の勉強を始める。様々なコンサートに出演のほか、病院や、老人ホームで音楽療法を取り入れたボランティアコンサート活動をしつつ、現在は教会音楽にも取り組んでいる。声楽を藪西正道、西野薫各氏に師事。

ヌーベルバーグ2019に出演することを決めたきっかけは何ですか。

2015年、初めてオーケストラとの共演を体験してから、毎年末の恒例行事となり、今年で5回目となりますが、私にとっては、1年間かけて新たな課題に取り組むための目標です。声楽の技術を習得し、身体を鍛え続けて、いつまでもステージで歌い続けることができますように。

ご自身の演奏される曲の聴き所などを教えてください。

このロンドは『フィガロの結婚』のスザンナを初演した人物ナンシー・ストレースという、当代きっての英国人ソプラノの為に書かれました。イギリスに帰る彼女の告別演奏会が催されたとき、彼女が歌い、モーツァルトがオーケストラと協奏するピアノを弾いたと言われています。歌唱声部とピアノとのデュエットに伴奏のついた楽曲であって、音響による愛の告白であり、実現されえない関係の、理想的領域における浄化と言える。 声とピアノの対話は親密に、もつれあっているので、一小節ごとに特別な意図が感じられるほどであり、また対話があまりにめんめんとつづくので、曲はアリアというよりもむしろ一つのコンチェルト楽章になっている。


坂本 眞知子(ソプラノ)

ヴェルディ : むごい運命 オペラ「ドン・カルロ」より
G.Verdi : Opera「Don Carlo」 “O don fatale”

玉川大学芸術学科声楽専攻卒業。2002年まで村上音楽事務所に所属。第70回TIAA全日本クラシック音楽コンサート入選。ウィーン国立音楽大学マスタークラス修了。これまでに中井進、加藤都紀子、永瀬佑紀乃、ソーナ・ガッツァリアン、宗像成弥各氏に師事。東京国際芸術協会会員。

今回のコンサートに向けての抱負を教えてください。

オーケストラとの共演は2回目となります。今回はオーケストラが映える曲を選曲しました。ピアノの伴奏では出し切れない高揚感を味わいたいと思います。

ヌーベルバーグ2019に出演することを決めたきっかけは何ですか。

前回ヌーベルバークのオーケストラは予想以上にクオリティーが高く聴きにいらして下さった方々にもとても好評でした。終わった途端に多くの方に「来年も聴きに来るから」と言って頂いたので、また参加させて頂きました。

ヌーベルバーグ2018に出演することを決めたきっかけは何ですか。

オーケストラとの共演のチャンスを頂いたので即決しました。

ご自身の演奏される曲の聴き所などを教えてください。

オペラ「ドン・カルロ」のエボリ公女が歌うアリアで、カルロを愛するエボリ公女はカルロが愛しているのは王妃エリザベッタだと知り、嫉妬から国王にカルロの肖像画を入れてある王妃の宝石箱を盗んで王に渡します。エリザベッタを裏切り、その罪で修道院行きを命じられたエボリ公女が慙愧の念を歌う、劇的なアリアです。前半の激しい後悔から一転、中間から後半にかけては、カルロへの愛に目覚め、彼を救い出そうと決意する感動的な思いが歌われます。


藤田 槙葉(アルト)

サン=サーンス : あなたの声に私の心は開く オペラ「サムソンとデリラ」より
C.Saint-Saens : Opera「Samson et Dalila」 “Mon cœur s’ou a ta voix”

東京藝術大学音楽学部声楽科卒業。同声会賞受賞。第27回練馬区新人演奏会オーディション第2位優秀賞。第51回日伊コンコルソ入選。第19回栃木コンセールマロニエ21入選。二期会ロシア東欧オペラ研究会定期演奏会にてリムスキー=コルサコフ作曲オペラ『雪娘』レリ役で出演。2017年5月29日初のディナーコンサートを開催。その他、ベートーヴェン交響曲第9番、ヘンデル作曲『メサイア』などアルトソリストとして様々な楽団と各地で共演する。2019年4月に東京室内歌劇場50周年記念オペラ公演でマスネ作曲オペラ『サンドリヨン』ドロテ役で好評を博す。これまでに声楽を伊原直子、祖父である藤田昌克各氏に師事。

今回のコンサートに向けての抱負を教えてください。

初参加となりますのでとても楽しみにしております。

ご自身の演奏される曲の聴き所などを教えてください。

この曲はメゾ&アルトの代表的な楽曲の1つです。サムソンの力の秘密を暴こうとするデリラの歌うこの曲は一度聴いたら忘れられないほどの魅惑的な旋律です。色地掛けというのは世界共通の技なのでしょう…笑。全てにおいて聴きどころですが、弦楽器と歌声が重なり切なく織りなす響きが特徴と言えると思います。

演奏するとき、いつも心がけていることは何ですか。

演奏会に関わった方々、ご来場下さったお客様へお礼の気持ちを忘れずに素晴らしい音楽に触れ合う喜びを感じる事です。

あなたにとって、音楽とは何ですか。

音楽とは何かを一言で言い表すのは難しいです。ただ、1つ言えるとするならば音楽は人生と共に生きるものだと思います。クラシックに限らず全てのジャンルの音楽は人々に必要なエネルギー源と言えます。そのエネルギー源を自分の身体で表現出来るという事は本当に有難い事です。本日はこの様な場所に立たせて頂けることに心から感謝して演奏致します。


福原 英美里(ピアノ)

ベートーヴェン : ピアノ協奏曲第5番 変ホ長調 作品73 「皇帝」 第1楽章
L.v.Beethoven : Piano Concerto No.5 in E flat major Op.73 「Emperor」 1st mov.

3歳よりピアノをはじめる。第24回グレンツェンピアノコンクール小学校3、4年の部本選銀賞、第7回全国大会優秀賞。第10回ジュラ・キシュ国際ピアノコンクール中学生部門入選。2019年ジョイントリサイタル出演。ジュラ・キシュマスタークラス修了。平野邦夫、百瀬久美の各氏に師事。中学校在学。

今回のコンサートに向けての抱負を教えてください。

オーケストラと共演するのは初めてですが、この曲を練習し始めた時からオーケストラと出来たらと願っていたので、この機会を大切に、落ち着いて、心地よく聴いていただけるような演奏が出来るように、しっかり準備して臨みたいです。

ご自身の演奏される曲の聴き所などを教えてください。

ピアノとオーケストラの和音のかけあいの部分は迫力があると思います。分散和音が上行していく部分も華やかでとても好きなところですので、是非聴いて頂けると嬉しいです。

演奏を始めたきっかけは何ですか。

音楽にかこまれた環境で、気付いたらピアノで遊ぶようになり、ピアノが大好きになっていました。ずっと愛情をこめて練習してきたピアノの良さを皆さんに伝えられるように演奏したいと思います。

あなたにとって、音楽とは何ですか。

心に癒しを与えてくれるものです。ピアノを弾くと落ち着き、日頃の疲れをなくしてくれます。


松田 聖子(ピアノ)

モーツァルト : ピアノ協奏曲第23番 イ長調 作品488 第1楽章
W.A.Mozart : Piano Concerto No.23 in A major K.488 1st mov.

(米国)パシフィック大学音楽学部音楽療法学科卒業。在学中にジュニアリサイタルを行う。フェリス女学院大学を経て同大学院音楽研究科演奏専攻(ピアノ)修了。特別養護老人ホームや小学校で演奏、教会の奏楽者を務めた。現在は結婚式場とカフェで定期的に演奏し、自宅のピアノ教室で指導している。

今回のコンサートに向けての抱負を教えてください。

ピアノ協奏曲をオーケストラと共に演奏することは長年の夢でしたが、今回願いが叶いヌーベルバーグ2019に出演します。お客様が幸せな気持ちになれる演奏を、そして楽曲の良さを伝えられる演奏を目指します。素晴らしい機会を与えて下さった東京国際芸術協会と、協会の活動を応援される皆様に大変感謝しております。

ご自身の演奏される曲の聴き所などを教えてください。

モーツァルトのピアノ協奏曲第23番を一言で表すと、明るく軽やかと言えるのではないでしょうか。この曲が書かれた1786年はオペラ<フィガロの結婚>が完成し、モーツァルトはウィーンで一番人気のある音楽家と言われていました。ピアノ協奏曲23番には自信と喜び、強い推進力があると感じます。そういった部分をお客様に伝わるように表現できればと思います。

あなたにとって、音楽とは何ですか。

私にとって音楽は生きていく上での心の支えなのかもしれません。世の中には理不尽なことや悲しい事件が溢れています。日々のストレスは音楽によって癒されていると感じます。


上村 紗希(ピアノ)

ラフマニノフ : ピアノ協奏曲第2番 ハ短調 作品18 第1楽章
S.Rachmaninov : Piano Concerto No.2 in C minor Op.18 1st mov.

尚美学園大学大学院を首席で卒業。第6回北関東ジュニアピアノコンクール優秀賞、高崎市長賞。第8回北関東ピアノオーディションでテレビ埼玉賞。第9回北関東ピアノオーディションでグランプリなしの準グランプリ、埼玉県教育委員会教育長賞。在学中、学内のオーディションで優勝し、定期演奏会でオーケストラと共演。

今回のコンサートに向けての抱負を教えてください。

以前、オーケストラとの共演の経験があり、その時の感動からまた共演したいと思っていました。なので今回、共演することができ、大変嬉しく思います。私自身、今回のコンサートを楽しみにしているように、観客の皆様にも楽しんで頂き、心に響くような演奏をしたいと思います。

ヌーベルバーグ2019に出演することを決めたきっかけは何ですか。

次にまた共演する機会があった時は、ラフマニノフピアノ協奏曲第2番を弾きたいという想いがずっとありました。この曲に挑戦することで、自身の成長に繋がると思い、出演することを決めました。

ご自身の演奏される曲の聴き所などを教えてください。

協奏曲の中でも最も有名な曲の1つであり、難曲としても知られています。また、『のだめオーケストラ』の作品内で取り上げられたり、浅田真央選手がソチオリンピックで使用したことでも人気となりました。冒頭はピアノ独奏で始まり、続いて弦楽器が荘厳な第1主題を奏でます。ピアノの超絶技巧なパッセージのあとは、対照的に甘美な第2主題が奏でられます。次第に迫力を増し、ラフマニノフらしいダイナミックな展開となっていきます。


池田 怜士(ピアノ)

ショパン : ピアノ協奏曲第1番 ホ短調 作品11 全楽章
F.Chopin : Piano Concerto No.1 in E minor Op.11

島根県出身。国立音楽大学卒業。武蔵野音楽大学大学院修了。トリニティ・カレッジ・ロンドンにて演奏ディプロマ取得。アジア国際音楽コンクールほか入賞。現在後進の指導の傍ら、演奏活動を行う。ReMusik Piano Lesson主宰。全日本ピアノ指導者協会、日本スペインピアノ音楽学会正会員。

今回のコンサートに向けての抱負を教えてください。

この度は貴重な機会を頂戴し、ありがとうございます。ショパンの協奏曲は弦楽四重奏と演奏したことがあり、今回オーケストラと共演させていただけることを大変嬉しく思います。ショパンの音楽は古典的で厳格な様式を持ちながらも、音楽的には自由があったり、ロマンや民族性、またポリフォニックな部分や声楽的な要素など、様々なものが絡み合っていると感じます。それが難しい面でもあり、魅力的ですが、自分なりの表現ができればと考えております。

今回はオーケストラとの共演ですが、心境はいかがですか。

オーケストラの立体感ある響きがとても好きで、ご一緒させていただけることは大きな喜びです。

演奏するとき、いつも心がけていることは何ですか。

楽譜やその奥にあるものから、作曲家の言葉や作品の意図を読み取り、それを再現して伝えることができればと思っています。またどのような音楽でも、根底に『歌』が流れていると思うので、それを忘れずに演奏したいと考えています。

あなたにとって、音楽とは何ですか。

これまでも考えたことがありますが、今の自分にとって言えることは、生涯をかけて向かい合っていくものが音楽です。


 

演奏会情報

2019年12月7日(土)TIAAコンチェルト ヌーベルバーグ2019 PART1&2

場所: 東京・日暮里サニーホール
時間: PART1:13:30 開演 (13:00 開場)
PART2:18:00 開演 (17:30 開場)
料金: 前売4,000円 当日4,500円(各PART・全自由席)
指揮: スティーヴェン・ドミニク・エレリ
管弦楽: 東京国際芸術協会管弦楽団

曲目

PART1:
雑賀 州代(ソプラノ)
トマ:私はティターニア オペラ「ミニヨン」より
洪 純純(ピアノ・作曲)
洪 純純:湖畔(for Flute & Orchestra) /光 (for Piano & Orchestra)
浜野 千佳子(ピアノ)
ブラームス:ピアノ協奏曲第1番 ニ短調 作品15 第1楽章
但見 夏奈子(ピアノ)
グリーグ:ピアノ協奏曲 イ短調 作品16 第1楽章
山中 康矢(ピアノ)
ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第2番 ハ短調 作品18 第1楽章
池田 直陽(ピアノ)
チャイコフスキー:ピアノ協奏曲第1番 変ロ短調 作品23 第1楽章
徳原 大貴(ピアノ)
ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第5番 変ホ長調 作品73「皇帝」第2、3楽章

PART2:
外村 ゆうき(ソプラノ)
モーツァルト:コンサートアリア“どうして忘れられましょう、あなたのことを~心配しないで愛する人よ” 作品505
坂本 眞知子(ソプラノ)
ヴェルディ:むごい運命 オペラ「ドン・カルロ」より
藤田 槙葉(アルト)
サン=サーンス:あなたの声に私の心は開く オペラ「サムソンとデリラ」より
福原 英美里(ピアノ)
ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第5番 変ホ長調 作品73「皇帝」第1楽章
松田 聖子(ピアノ)
モーツァルト:ピアノ協奏曲第23番 イ長調 作品488 第1楽章
上村 紗希(ピアノ)
ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第2番 ハ短調 作品18 第1楽章
池田 怜士(ピアノ)
ショパン:ピアノ協奏曲第1番 ホ短調 作品11 全楽章

10月18日発行の『ぶらあぼ』2019年11月号『VIVACE』2011年11月号でも告知を予定しております。