2017年7月17日(月祝)前田理恵ソプラノリサイタル【ギャラリー】

2017年7月17日(月祝)前田理恵ソプラノリサイタル【ギャラリー】

2017年7月17日(月祝)に日暮里サニーホール コンサートサロンで
前田理恵ソプラノリサイタル が開催されました。
 

前田理恵:ソプラノ
鳥取県出身。大分県立芸術短期大学音楽科声楽専攻卒業。卒業時、成績優秀者による卒業演奏会に出演。在学中、オペラ『フィガロの結婚』バルバリーナ役、『ヘンゼルとグレーテル』露の精を演じる。鳥取県高等学校総合文化祭独唱の部において優秀賞を受賞。第66回TIAAクラシック音楽コンサートにおいて奨励賞を受賞。これまでに平野弘子、行天正恭、佐々木典子、福田美樹子の各氏に師事。宮崎義昭声楽塾キャリアアップクラス第9期に在籍し、研鑽を積んている。東京国際芸術協会会員。
 
 

西村晶子:ピアノ
東京藝術大学音楽学部器楽科卒業。同大学同声会主催卒業演奏会に出演。その後渡仏し、ブーローニュ音楽院ソルフェージュ科を審査員全員一致の首席で卒業。マルセイユ音楽院国際コンクール準備科修了。帰国後はフランス音楽を中心にさまざまな演奏会に出演。器楽・声楽との共演も多く、合唱団のピアニストも務めるなど幅広い演奏活動を行っている。ピアノを伊達純、植田克己、ジャック・ルヴィエの各氏に、ソルフェージュをアンヌ・ルフォレスティエ女史に師事。
 
 
 


スカルラッティ:すみれ
 
カルダーラ:親愛なる森よ
 
ヘンデル:オラトリオ「メサイア」HWV56 より シオンの娘よ、大いに喜べ
 
ロッシーニ:「音楽の夜会」より 約束、非難
 
團伊玖磨:「わがうた」より 紫陽花、ひぐらし 
 
小林秀雄:演奏会用アリア「すてきな春に」


 
 
 
以下は当日配布しましたプログラムより、前田理恵さんからお客様に向けてのメッセージを以下抜粋
 
 本日はお忙しい中ご来場いただき、誠にありがとうございます。
 普段の私の事をご存知の方は、「あの前田がリサイタル…だと…!?」と思っているかもしれません。誰よりも私が一番思ってます(笑)
 ですが、今回のリサイタルのお話をいただいた時、「こうしてお話をいただいたのは、今の自分にも音楽を通して何か伝える事が出来るのかもしれない。何よりも、今の私と私の音楽を創ってくださった人たちに、音楽で何か返したい」という気持ちの方が強く、今回のリサイタルの開催に至りました。
 本日お送りする曲は、私が一番長く向き合ってきたイタリア歌曲から、声楽を始めた頃からずっと歌いたかったけれど中々ご縁がなかったオラトリオ、私にとってキーパーソンとなる作曲家の日本歌曲と、それぞれの曲にそれぞれ思い出のある、私らしいプログラムとなっております。色々歌っちゃう辺りが若干食い意地ならぬ「歌い意地」が張ってる気がするのも私という事で(笑)
 リサイタル開催にあたり、現在ご指導をいただいております、福田美樹子先生、宮崎義昭先生、本日素敵なピアノで私を支えてくださる西村晶子先生、そして、これまで私を応援してくださったたくさんの方々や、私と一緒に音を重ねてくださった音楽関係者のみなさまに、この場を借りてお礼を申し上げます。本当にありがとうございます。
 本日は通常の演奏会よりも少し短めではございますが、どうぞ最後までごゆっくりお楽しみください。このリサイタルの時間が、明日少しだけ皆様が頑張れる力となりますように…。