2017年9月3日(日)近藤毬生ピアノ・リサイタル【インタビュー】

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2017年9月3日(日)に日暮里サニーホール・コンサートサロンで
「~オール・リスト・プログラム~」と題して、近藤毬生ピアノ・リサイタル が開催されます。
 
リサイタルに向けての抱負をインタビューいたしましたので、
近藤毬生さんの演奏を心待ちになさっているファンの方々のためにこのブログを書かせていただきました。
 

近藤毬生:ピアノ(写真©井村重人)
1歳半より音感教育を受け、3歳よりピアノをはじめる。神奈川県立相模原中等教育学校を経て、現在桐朋学園大学2年在学中。第2回日本ベートーヴェンコンクール第2位など。これまでピアノを芦田くみ氏に師事し、奈良康佑、エリザベス・プリドノフ、ロルフ・プラッゲの各氏からも指導を受ける。現在、小森谷泉氏に師事。
 
 
 
・今回のリサイタルに向けての抱負を教えてください。
 
今回は私にとって初めてのリサイタルで、特に重点的に勉強してきたフランツ・リストの作品を演奏致します。
今回このような機会を頂けたことは本当に幸せな事で、お客様にもリストの作品の魅力が伝わるような演奏が出来ればと思います。
今後の活動へのよいスタートを切れるよう、また、奏者として成長できるような演奏会にしたいです。
 
 
・演奏される曲の聴き所などを教えてください。
 
今回はリスト作品の様々な面を知って頂きたいと思い、リストが旅先で見た自然を表した作品や歌曲からの編曲、また彼の文学的な面や宗教的な面などを映した作品によるプログラムとしました。これらの作品からは、リストが感覚や経験を常に音楽に表していたという事が感じられるかと思います。
最後に演奏する『ダンテを読んで』はダンテの『神曲』を題材とした大曲で、技巧的な部分が取り上げられがちですが、悪魔の音程と言われる増音程の独特の響きや中間部の旋律の美しさにもご注目頂きたいです。
 
 
・あなたにとって音楽とは何ですか。
 
音楽は私にとって親のような存在です。小さい頃から関わっていたというのもありますが、音楽が無かったら恐らく知ることの出来かった感覚や感情も多く、色々な事を教わったと思います。楽しい事ばかりではありませんが、音楽に対しては誠実でいたいと感じます。
 
 

時間: 19:30開演(19:00開場)
 
料金: 全席自由 2,500円
 
プログラム:
フランツ・リスト:巡礼の年第1年 「スイス」 S.160 第4曲 『泉のほとりで』 第5曲 『嵐』
フランツ・リスト:コンソレーション 第3番 S.172
フランツ・リスト:伝説 第2番 『波の上を渡るパオラの聖フランチェスコ』 S.175
フランツ・リスト:3つの夜想曲 「愛の夢」 第3番 S.541
フランツ・リスト:巡礼の年第2年 「イタリア」 S.161 第7曲 『ダンテを読んで』
 
 
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