2017年3月25日(土)小林岬ピアノリサイタル【インタビュー】

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2017年3月25日(土)に日暮里サニーホール・コンサートサロンで
「~作曲家いろいろ 作風もいろいろ」と題して、小林岬ピアノリサイタル が開催されます。
 
リサイタルに向けての抱負をインタビューいたしましたので、
小林岬さんの演奏を心待ちになさっているファンの方々のためにこのブログを書かせていただきました。
 
 

小林岬(ピアノ)
昭和音楽大学ピアノ演奏家コース卒業。ロシア国立モスクワ音楽院本科課程ピアノ科卒業。卒業時に演奏家国家資格を取得。第2回デザインKピアノコンクール第2位。第2回東京国際ピアノコンクール奨励賞。ニキタ・ユジャニン、ミハイル・カンディンスキー、朴久玲の各氏に師事。
 
 
・今回のリサイタルに向けての抱負を教えてください。
公共の場で発表するというのは、恥ずかしい限りですが幾つになっても何度経験しても緊張してしまいますが、このリサイタルは私にとって特別な、初めてのリサイタルですので、皆さまに楽しんで頂けますように、全力を尽くして頑張りたいと思います。ただ一方的に弾くのではなく、音楽を共感して頂けますように、魅力を存分にお伝えできますように、精一杯心をこめて演奏したいです。
 
 
・演奏される曲の聴きどころなどを教えてください。
< プログラム>
シューベルト: ピアノソナタ第13番イ長調
プロコフィエフ: ピアノソナタ第3番イ短調
フランク: 前奏曲、コラールとフーガ
リャプノフ : 超絶技巧練習曲第10番「レズギンカ」

オーストリア、ドイツ系の優しい音楽、そして重厚な音楽と、躍動感に溢れるロシア音楽とを、交互に組んでみました。19世紀初頭から20世紀初頭にかけて、おおよそ100年の間に作曲された作品たちですが、時代背景や国、作曲家の性格、作曲法の趣向などの違いによって様々であり、劇的に変化したということを皆さまに感じていただける様に演奏したいと思っています。プログラムにコントラストをつけたかったので、演奏曲順の年代はバラバラですが…素敵な曲ばかりです。聞いてください。
 
 
・あなたにとって音楽とは何ですか?
子供の頃は頑張ることが辛く、練習を避けていましたが、ピアノの音がとても好きで、いつの日か、CDで聞くピアニストの様に自由に弾けたらなぁと思っていました。思っているだけでした。しかし思っているだけでは実現しないんだという事に気づいてからは、少しずつ、自分と向き合って「頑張る」という事を学ぶようになりました。
音楽は、心からそう思わないと、そうはならないところが、難しい世界だと思います。ピアノを弾くには、私の場合は沢山練習しないと頭はインプットしてくれませんが、耳や指はいつも新鮮な感覚でないとうまくいかないところが難しいです。自然体で自由に弾くことが永遠の憧れで、日々勉強です。
 
今は子供達に教える様になって、楽しく音楽を教えるとはどういう事だろうと考える様になりました。生徒の8割は練習してきませんが…、自分もそうだったので「練習して!」と言うのはとても心苦しいです。そして多くの生徒が、思う様に弾けずに悩んでいます。ピアノという楽器の楽しさや、音楽でしか体験できない楽しい事を伝えていけるように取り組んでいきたいです。
 
 

時間: 15:30開演(15:00開場)
 
料金: 全席自由 2,500円
 
プログラム:
シューベルト:ピアノソナタ第13番 イ長調
プロコフィエフ:ピアノソナタ第3番 イ短調
フランク:前奏曲、コラールとフーガ
リャプノフ:超絶技巧練習曲第10番「レズギンカ」
 
 
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