2017年1月28日(土)赤木奏映マンドリンリサイタル【インタビュー】

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2017年1月28日(土)に日暮里サニーホール・コンサートサロンで
「~独奏音楽のしらべ~」と題して、赤木奏映マンドリンリサイタル が開催されます。
 
リサイタルに向けての抱負をインタビューいたしましたので、
赤木奏映さんの演奏を心待ちになさっているファンの方々のためにこのブログを書かせていただきました。
 
赤木奏映
赤木 奏映(マンドリン)
広島県出身。エリザベト音楽大学大学院修士課程マンドリン専攻2年。第7回コンコルソ・ムジカアルテ金賞、第65回TIAA全日本クラシック音楽コンサート審査員賞受賞。イタリア世界遺産音楽芸術国際フェスティバル2016、コンチェルト・ディ・プリマヴェーラ2016など様々な演奏会に出演。これまで石村隆行、佐古季暢子の各氏に師事。
 
 
・今回のリサイタルに向けての抱負を教えてください。
 楽器の歴史はとても古く、ヴィヴァルディ、モーツァルト、ベートーヴェン、マーラー、ストラヴィンスキー、シェーンベルク、リゲティなど多くの作曲家によって書かれてきたにも関わらず、演奏機会のまだまだ少ないマンドリンの独奏音楽の世界をご紹介し、楽しんでいただけますよう、精一杯つとめて参ります。
 
 
・演奏される曲の聴きどころなどを教えてください。
 マンドリンは、様々な特殊奏法をもち、それぞれの時代や国、作曲家によっても奏法が異なる楽器です。今回は、古典から現代に至るまでの曲を取り上げます。曲ごとによって、音色も、音の厚みも、印象もがらりと変わるのをお楽しみいただけますと嬉しいです。また、プログラムの後半は、後期ロマン派から、カラーチェ兄弟の曲を取り上げます。マンドリンの歴史に大きな影響を与えた兄弟にも関わらず、謎も多く、とくに兄ニコラの曲の演奏機会は未だほとんどありません。兄弟にして全く違う作風を聴き比べていただけますと幸いです。
 
 
・あなたにとって音楽とは何ですか?
 未知だらけの魔法みたいなもの。摩訶不思議。その一瞬で人を変えたり、驚かせたり、喜ばせたり、悲しませたり、何かに気付かせたり、鼓舞したり。ときに繊細で、ときに暴力的。いつも近くにいるようで、すごく遠くにいたり、そうかと思えばひょっこり出てきたり。見えないくせに、実際に見えるものよりも鮮明に見えたり、形を持たないくせに、形あるものより遥かに温度や肌触りを感じたり、すぐ消えるくせに、ときには何年、何十年もその人の中で鳴り続けたり。まだまだ不思議なことだらけの音楽を、これからも色んな角度から発見し、お伝えできる演奏家になりたいです。
 
 
17012802
時間: 17:30開演(17:00開場)
 
料金: 全席自由 2,500円
 
出演: 赤木奏映(マンドリン) 山岸知子(ピアノ)
 
プログラム:
ヨハン・ネポムク・フンメル:マンドリンのためのグランド・ソナタ
桑原康雄:じょんがら
ニコラ・マリア・カラーチェ:マンドリン協奏曲 第1番「アンダンテとポロネーズ」
ラファエレ・カラーチェ:マンドリン協奏曲第2番 イ短調 作品144
 
 
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