2015年5月9日（土）田中まな美＆木谷理恵 デュオ リサイタル【ギャラリー】

2015年5月9日（土）に日暮里サニーホール　コンサートサロンで
田中まな美＆木谷理恵 デュオ リサイタル　～フランスの風～　が開催されました。
　
クラリネット：田中まな美

東京都出身。3歳からピアノを習い、13歳からクラリネットを始める。都立芸術高校を経て東京藝術大学卒業。その後渡仏。エコールノルマル音楽院、ムードン音楽院、ブーローニュ音楽院にてソロ、室内楽、オーケストラを学ぶ。ブーローニュ音楽院室内楽科を満場一致の称賛付きで卒業。高校時代学内オーディションに合格し東京文化会館小ホールにて演奏。Japan Academy Philharmonicメンバーとして武生音楽祭に出演。同オーケストラ定期公演参加。新日本フィルハーモニー交響楽団国技館五千人の第九コンサートに出演。2010年ＮＨＫ紅白歌合戦にて久石譲指揮「歌の力」オーケストラ参加。小澤征爾音楽塾オペラプロジェクトXIIIに参加。
現在洗足学園ニューフィルハーモニック正団員。クラリネットを竹森かほり、三界秀実、村井祐児、山本正治、Gerd Starke､Guy Duplus､Olivier Pierre Vernaudの各氏に、室内楽を山上貴司、水谷上総、Florence Bellon、Jerome Voisinの各氏師事。
　　
ピアノ：木谷理恵

宮城県仙台市出身。5歳より桐朋学園大学音楽学部附属子供のための音楽教室に入室し、ピアノを始める。東京藝術大学音楽学部附属音楽高等学校を経て、東京藝術大学音楽学部器楽科、同大学大学院音楽研究科修士課程修了。修了時に演奏優秀者として選出され、ジョイントリサイタル《カワイサロンコンサート in 表参道》に出演。
第53回全日本学生音楽コンクール第3位。第9回日本クラシック音楽コンクール全国大会第3位。第34回カワイ音楽コンクール全国大会金賞。第20回日本ピアノ教育連盟ピアノ・オーディションに合格、入賞者演奏会に出演。第10回ショパン国際ピアノコンクール in ASIA アジア大会銀賞(最高位)及びコンチェルト奨励賞。第13回ブルクハルト国際音楽コンクール第2位(最高位)。第13回21世紀ピアノ・コンクール第1位。第１８回JILA音楽コンクール第3位。2013年、東京にてソロリサイタルを開催。
これまでに、ピアノを庄司美知子、菅野潤、多美智子、Ｇ・タッキーノの各氏に、ピアノソロおよびデュオを角野裕氏に師事。
　

　
モーリス・ラヴェル：「鏡」より Ⅲ.洋上の小舟
オリヴィエ・メシアン：世の終わりのための四重奏曲より“鳥たちの深淵”
アンリ・デュティユー：ピアノソナタ(1948)より 第3楽章 コラールと変奏
サン＝サーンス：クラリネットとピアノのためのソナタ
アンドレ・メサジュ：コンクールの独奏曲
　

　
リサイタル翌日は「母の日」でしたが、お母様のために吹かれたアンコール曲はとても温かな気持ちにさせていただきました。

　
以下は当日配布しましたプログラムより、お二人からお客様に向けてのメッセージを以下抜粋
　
本日は「田中まなみ＆木谷理恵デュオリサイタル」にご来場いただきまして、誠にありがとうございます。
はじめに、未熟な私たちを根気強く指導して下さる先生、私たちを支え、励ましてくれる家族や友人、そしていつも応援して下さっている全ての皆様に深く感謝申し上げます。
私たちは、大学時代にアンサンブルの授業での共演をきっかけに演奏を重ねて来ましたが、本日このようにデュオリサイタルを開かせていただけることを心から嬉しく思います。
今回のプログラムは、全てフランス人作曲家による作品を演奏させていただきます。
春も過ぎ、初夏へとなりつつあるこの季節。
フランスは最も盛りを見せる頃。
街は花や画家達の絵画で彩られ、あちこちで奏でられる音楽が道行く人の足を止め、セーヌ川のほとりでのんびりと日光浴する。
その景色を見て、ああ、花の都と唱える人は少なくないだろう。
そのようなフランスで生きてきた作曲家たちの色鮮やかな世界を堪能していただけたら嬉しいです。
最後になりましたが、開催にあたりご支援ご協力を頂きました関係者の皆様、本当にありがとうございました。今後も変わらぬご指導ご鞭撻をお願い致しまして挨拶とさせていただきます。