2018年10月14日(日)に日暮里サニーホールコンサートサロンで
神戸薫子 SOLA CONCERT が開催されました。

 

神戸 薫子 Kaoruko Kambe, ソプラノ
桐朋学園大学声楽科卒業。二期会研修所マスタークラス修了。さわかみオペラ芸術振興財団の奨学金にてイタリアへ留学。留学中にセリエAと呼ばれているトリエステ歌劇場にて「ノルマ」「リゴレット」にソリストとしてオペラデビュー。世界的歌手のマリーナレベッカやアントニーノシラグーザと共演する。他同歌劇場のコンサートでソリストとしてオーケストラと多数共演。東京国際芸術協会優秀新人賞。唱歌や日本歌曲を広める活動も積極的にする。

 

木下 愛子 Aiko Kinoshita, ピアノ
兵庫県神戸市出身。神戸山手女子高校音楽科、東京藝術大学音楽学部作曲科卒、同大学大学院修士課程作曲専攻修了。国際トスティ歌曲コンクールアジア大会にて伴奏賞受賞。女性和楽器ユニット『NADESHIKO J ENSEMBLE』への楽曲提供、また各地イベントやCD収録に於いて編曲をはじめ、音楽制作や演奏に携わっている。東京ミューズ・アカデミー、正派音楽院講師。

 

佐佐木 頼綱 Yoritsuna Sasaki, 日本歌曲解説
東京都世田谷区出身。「佐佐木信綱研究」編集人。竹柏会「心の花」編集委員、「短歌往来」編集委員。平成30年全国NHK短歌大会学生の部選者。半月歌会所属、響き歌会主催。佐佐木信綱のひ孫。神戸薫子の夫。第28回歌壇賞受賞。

 

 

〜 プッチーニの名曲から 〜

「ジャンニ・スキッキ」より“私のいとしいお父様”

「ラ・ボエーム」より“私が街を歩くとき”

「トゥーランドット」より
“お聞きください王子様!”
『夏は来ぬ』(1896)
作曲:小山作之助(1864-1927)、作詞:佐佐木信綱(1872-1963)、編曲:三枝成彰(1942〜)

『水のゆくへ』(1902)
作曲:瀧廉太郎(1879-1903)、作詞:橘糸重(1873-1939)

『浜辺の歌』(1916)
作曲:成田為三(1893-1945)、作詞:林古渓(1875-1947)

〜小曲五章(1926)〜より
作曲:信時潔(1887-1965)、作詞:与謝野晶子(1878-1942)
『うら淋し』
『薔薇の花』

〜花と花〜より『鐘のなる』(1928)
作曲:下總 皖一 (1898-1962)、作詞:柳原白蓮(1885-1967)

『初恋』(1938)
作曲:越谷達之助(1909-1982)、作詞 :石川啄木(1886-1912)

〜白秋による七つの断章〜より
『青いトンボ』(1958)
作曲:野田暉行(1940-)、作詞:北原白秋(1885-1942)

『熊本城讃歌』(2016)
作曲:神戸孝夫(1956-)、作詞:佐佐木幸綱(1938-)

ベッリーニ:「ノルマ」より“清らかな女神よ”

 

 

 

以下は当日配布しましたプログラムより、神戸薫子さんからお客様に向けてのメッセージを以下抜粋

歌曲とは何であろうか。それは言うまでもなく詩歌そのものではない。さりとてそれは純粋な音楽そのものでもない。それは詩と音楽が不可離不可分の関係に於かれた芸術的な融合体を指すのだ。それをただ単なる音楽的見地から論ずることも無理であり詩的観点からのみ吟味するのも誤りである。それはもはや詩歌そのものではなく音楽そのものでもない。全く新しい「歌曲」という芸術的一形態となるのだ。
― 山田耕筰「日本歌曲に就て」―