【インタビュー】2018年11月18日(日)Yuri Yamanishi & Sakura Taga Duo Concert

NO IMAGE

2018年11月18日(日)に東京・日暮里サニーホールコンサートサロンでYuri Yamanishi & Sakura Taga Duo Concertを開催いたします。リサイタルに向けて山西由莉さん、夛賀さくらさんにインタビューいたしましたので、ご覧ください。

・今回のリサイタルに向けての抱負を教えてください。

山西由莉さん:

大好きなハープと一緒にリサイタルをする、というのは私の長年の夢でした。今回このような機会を頂き、感謝の気持ちで一杯です。心から嬉しく思っているのと同時に、身が引き締まる思いです。来て頂いたお客様が笑顔になるような音楽をしたいです。ひとつひとつの瞬間を大切にし、素敵な時間を共有出来たらと思います。

夛賀さくらさん:

オーボエとハープの音がきれいに響き合って素敵な音楽を作れるように、思いを込めて演奏したいと思います。最後の曲までしっかりと、一つずつ集中して、完成度の高い良い音楽が出来るよう、聴いている方々にも楽しんで頂けるよう、頑張ります。

・演奏される曲の聴き所などを教えてください。

山西由莉さん:

今回はクラシックの曲の中でも、美しい曲ばかりを集めました。オーボエとハープという編成はなかなか聴くことの少ない編成ですが、音色の相性は抜群です。中でもボクサとブロの作品は、オーボエとハープのために書かれた楽曲です。2つの楽器の良さを存分に発揮したいと思います。

夛賀さくらさん:

一曲だけハープのソロを演奏させて頂くのですが、その曲はジャズの要素が入っていて、物語性もありとても面白い曲です。白鳥や夢のあとに等は弦楽器で演奏されることが多い作品ですが、オーボエやコールアングレによる演奏もまた違う味わいがありとても素敵なので、聴いて頂きたいです。ハープとオーボエのために書かれた作品も、それぞれの楽器の良さが発揮できるような曲になっています。それぞれの技巧やオーボエなどの伸びやかな音色やハープの華やかさなどにご注目ください。

・あなたにとって音楽とは何ですか。

山西由莉さん:

私にとって音楽とは、生きることそのものだと思います。音楽によってある時は癒されたり、楽しくなったり、幸せになったり、逆にとても不安になったり、寂しくなったりもします。人生や心に潤いを与えてくれるものだと思っています。

夛賀さくらさん:

私にとって音楽とは、希望であり、また生きていくために必要な心のエネルギーであると思っています。音楽は私が生きていく上では欠かせないもので、当たり前にあるもので、いつでも私に力を与え、助けてくれます。音楽は聴く人の心を優しく包み込み、癒し、明るくし、勇気づけることができ、人の心やその場の空気までも一瞬で変えてしまえるとても素敵な魔法だとも思います。そんな不思議な音楽の素晴らしさやエネルギーを多くの人に伝え、届けていきたいです。今までは多くの音楽に支えられてきて、これからも一生様々な音楽に支えられながら生きていくと思いますが、これからは自分も誰かの支えや力となれるような音楽を奏でていけたら嬉しいです。


演奏会詳細

2018年11月18日(日)Yuri Yamanishi & Sakura Taga Duo Concert
時間:19:30開演(19:00開場)
料金: 全席自由 2,500円
出演:

山西由莉 Yuri Yamanishi, オーボエ

神奈川県出身。東京音楽大学卒業。管打部会主催卒業演奏会に出演。第89回横浜新人演奏会出演、最優秀賞及び横浜市長賞を受賞。これまでに宮村和宏、広田智之、宮本文昭、南方総子、是澤悠、吉井瑞穂の各氏に師事。現在日本国内のプロ吹奏楽団、オーケストラに客演などフリーランスのオーボエ奏者として積極的に活動中。

夛賀さくら Sakura Taga, ハープ

アイルランドで生まれる。第15回大阪国際音楽コンクールハープ部門エスポアール賞受賞。第28回日本ハープコンクールアドバンス部門4位。第66回東京国際芸術協会新人演奏会に出演。これまでにハープを佐藤厚子、木村茉莉、松井久子、福井麻衣の各氏に師事。東京藝術大学卒業、同大学院音楽研究科修士課程1年に在学中。

 

プログラム:

アンリ・ブロ:ロッシーニのオペラ「コリントの包囲」のモチーフによる変奏曲形式のノクターン Op.16[ オーボエ & ハープ ]
サンカン:主題と変奏[ ハープソロ ]
フォーレ:夢のあとに[ コールアングレ&ハープ ]

チケットはまだお求めいただくことが可能です。コチラからご注文下さい。