【インタビュー】2018年9月8日(土)日和佐守バリトン・リサイタル

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2018年9月8日(土)に日暮里サニーホール・コンサートサロンで日和佐守バリトン・リサイタルを開催いたします。リサイタルに向けて日和佐守さんにインタビューいたしましたので、ご覧ください。

・今回のリサイタルに向けての抱負を教えてください。

この度はリサイタル開催という素晴らしい機会に恵まれまして、大変嬉しく思います。
私にとって大きな挑戦になりますが、また少し成長出来る様に、良い演奏になる様に、ベストを尽くしたいと思います。

・演奏される曲の聴き所などを教えてください。

この度歌わせて頂くシューベルトの歌曲集「白鳥の歌」は全部で14曲あるのですが、今回はその中から、ハイネ作詞の6曲とザイドル作詞の1曲を演奏します。
昨年のリサイタルで歌わせて頂いたレルシュタープ作詞の7曲と合わせると、「白鳥の歌」全14曲になります。その「白鳥の歌」の中でも第8曲《アトラス》と第13曲《影法師》 は、人の心の葛藤や醜い一面を表した斬新な曲です。とても難しい曲ですが、シューベルトとハイネの音の世界を充分に表現出来るように精一杯歌いたいと思います。
後半に演奏する日本の歌からは、心に染み入るような安らぎを持った《あざみの歌》が私は特に気に入っています。
また昨年のリサイタルで素晴らしいピアノ伴奏を弾いてくださった藤永貴大さんとの共演は、きっと素敵なひと時になると、今から心待ちにしています。

・あなたにとって音楽とは何ですか。

これまで私が曲がりなりにも続けてきて、いつも心を満たしてくれるものです。
音楽は私にとって生活の一部になっています。
また音楽を通じて、素晴らしい先生方、共に音楽を志す仲間、演奏を聴いてくださった方々、多くの人との出会いに恵まれました。
これまでお世話になった皆さまに感謝をして、またこれから良い音楽を届けることが出来る様に精進してゆきたいと思います。


演奏会詳細

2018年9月8日(土)日和佐守バリトン・リサイタル
時間: 13:30開演(13:00開場)
料金: 全席自由 2,500円
出演:

日和佐守
Mamoru Hiwasa,  バリトン

東京都出身。6歳の頃からピアノを習う。2010年東京音楽大学大学院を修了。これまでに声楽を鹿野道男、杉野正隆の各氏に師事。2017年2月、ウィーン国立音楽大学にてフランツ・ルカソフスキー氏のマスタークラス修了。これからも良い音楽を皆さまに届けることが出来る様に、努力していきたいと思います。

藤永貴大
Takahiro Fujinaga,  ピアノ

6歳よりピアノを始める。第10回横浜国際音楽コンクールピアノ部門大学の部第二位(最高位)他入賞多数。ウィーン国立音楽大学マスタークラス、イモラ・サマーフェスティバルに参加しディプロマ取得。現在一橋大学経済学部4年在籍。これまでに伊藤美千子、吉田恵、竹内啓子、フランク・ウィボウ、ローナン・マギルの各氏に師事。

 

プログラム:

シューベルト:歌曲集「白鳥の歌」より
8. アトラス
9. 君の像
10. 漁師の娘
11. まち
12. 海辺にて
13. 影法師
14. 鳩の便り
越谷達之助:初恋
八洲秀章:あざみの歌
中田喜直:木兎
大中寅二:椰子の実

 

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