【ギャラリー】2017年12月21日(木)堀内亮ピアノ リサイタル

【ギャラリー】2017年12月21日(木)堀内亮ピアノ リサイタル

2017年12月21日(木)にJTアートホールアフィニスで
堀内亮ピアノ リサイタル イタリアとロシアの風にのせて が開催されました。


堀内亮

Ryo Horiuchi,Piano

武蔵野音楽大学卒業、同大学院修了。
2003年10月よりイタリア・ローマのサンタチェチーリア音楽院に留学。同音楽院及びビエンニョ特修コースの卒業試験に於いて最高得点を修め、首席で卒業した。留学中多くの国際コンクール第1位入賞を果たしているが、2011年フランス・ボルドーでのメリニャック国際コンクールで第1位を受賞したのを皮切りにヨーロッパに於ける演奏活動の場を広げた。ピアノ・ソリストとしてナポリのエヴァンジェリカ教会、ティボリのエステ荘など、イタリア・フランスを中心に音楽祭に招かれての演奏活動を展開し好評を博した一方で、アブルッツォ交響楽団及びサンタ・チェチーリア学生オーケストラとベートーヴェンのピアノ協奏曲第4番を、またカンパーニャ交響楽団とリストのピアノ協奏曲第1番などの共演を果たしている。
現在、武蔵野音楽大学附属音楽教室非常勤講師として後進の指導に当たっている。これまでに坂井玲子、M.モウケ、B.フォシェ、A.ナセトキン、L.ナウモフ、G.ムニエ、B.ベルマン、F.ニコロージ、B.リグット、A.チッコリーニ、K.ゲキチの各氏に師事。

 

 

D.スカルラッティ:ソナタ K481, K54, K427
D.Scarlatti:Sonata K481 f-moll, K54 a-moll, K427 G-dur

F.ブゾーニ:ピアノ曲集 Op.33b
F.Busoni:Stucke 6 Stücke Op.33b

F.ブゾーニ:「カルメンに基づく室内的幻想曲」
F.Busoni:“Fantasia da Camera super Carmen”

S.ラフマニノフ:前奏曲集 Op.23
S.Rachmaninov:10 Preludes Op.23

A.スクリャービン:ピアノ・ソナタ第2番 Op.19 嬰ト短調「幻想」
A.Scriabin:Piano Sonata No.2 Op.19 “Sonata Fantasy”

 

以下は当日配布しましたプログラムより、堀内亮さんからお客様に向けてのメッセージを以下抜粋

本日は師走のお忙しい中、ご来場頂き誠にありがとうございました。今回プログラムの中心として取りあげた1900年前後の音楽は、迫る世界大戦への不安と、尚更に強まる人間の尊厳を内包しているように感じられます。昨今世界情勢が益々不安定になっておりますが、私たち現代人の平和への不変の願いを、当時の作曲家たちもまた音楽に込めたのではないでしょうか。どうか最後までお聴き頂ければ幸甚の至りでございます。