【インタビュー】2018年1月21日(日)佐藤玲果ヴァイオリンリサイタル Méli-mélo ~capricieusement~

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2018年1月21日(日)に日暮里サニーホール・コンサートサロンで佐藤玲果ヴァイオリンリサイタル Méli-mélo ~capricieusement~を開催いたします。リサイタルに向けて佐藤玲果さんにインタビューいたしましたので、ご覧ください。

 

・今回のリサイタルに向けての抱負を教えてください。

今回はこの様なリサイタルを開催する機会を下さり、東京国際芸術協会の皆様に本当に感謝をしております。春には高校を卒業しますが、この節目の時期にこれまで勉強してきたことを聴いて頂けること、大変嬉しく思います。
このリサイタルに”Méli-mélo  ~capricieusement~”というサブタイトルをつけました。Méli-mélo …ごちゃまぜ、capricieusement…自由気ままに、という意味があります。これは、私自身がまだ未完成で、様々な年代の作曲家、様々な演奏スタイルの研究・勉強中であるということと、私自身も音楽の持つ柔軟さ、自由さの中で演奏をしたいという意味を込めました。今回のリサイタルでは、今の私に出来る、等身大の演奏をしたいと思っています。

 

・演奏される曲の聴き所などを教えてください。

今回、様々な年代の曲をプログラムしました。無伴奏の曲、コンチェルトからの抜粋と、ヴァイオリンを勉強していく上でどれも欠かせない曲ばかりです。それぞれの時代に即し、無伴奏の曲とコンチェルト、双方の良さを表現出来るように演奏したいと思っています。

 

・あなたにとって音楽とは何ですか。

私が演奏できるのは、言葉の無い音楽ですが、同じ演奏でも、演奏者自身も聴く人も、それぞれ受け止め方が違い、それも音楽の面白みの一つだと思います。また、音楽のジャンルの一つであるクラシック音楽が、広く暮らしの中に浸透し、人々の心に寄り添っていける存在になれるような活動もこれからしていきたいです。
私は2012年11月、東日本大震災が起こってから約1年8ヶ月後、宮城県の名取市文化会館でジュニアのオーケストラの一員としてチャリティー・コンサートで演奏させて頂いたのですが、まだ名取市文化会館の周囲に建物はほぼ建っておらず、津波の爪痕が残る中、多くの方がいらして下さり、”元気をもらった”とたくさんの方に声を掛けて頂きました。その時、私自身の力は小さくても、音楽を通してなら人を勇気づけられるかもしれない、と思いました。私は、音楽を通して人との繋がりの中で少しでも社会貢献が出来る演奏家になりたいと思っています。

 


演奏会詳細

2018年1月21日(日)佐藤玲果ヴァイオリンリサイタル Méli-mélo ~capricieusement~
時間: 15:30開演(15:00開場)
料金: 全席自由 2,500円
出演:


佐藤 玲果  Reika Sato,  ヴァイオリン
東京藝術大学音楽学部附属音楽高等学校3年生。ニース、ザルツブルク、京都、朝来、各地での講習会、音楽
祭に参加しコンサートに出演。「スパークリング・ヴァイオリンズ2016」出演。2017年11月、東京交響楽団と共演。これまでに、齋藤律子、齋藤真知亜、大谷康子、エドアルド・オクーン、オリヴィエ・シャルリエ各氏に師事。
プログラム:
マスネ:「タイス」の瞑想曲
パガニーニ:24のカプリス 作品1 より 第11番
バッハ:無伴奏ヴァイオリンソナタ 第2番 BWV1003 より 第1楽章 Grave
メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲 作品64 より 第1楽章
プロコフィエフ:ヴァイオリン協奏曲 作品19 より 第1楽章

 

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