2017年7月22日(土)住澤怜伽ソプラノ・リサイタル【インタビュー】

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2017年7月22日(土)に日暮里サニーホール・コンサートサロンで
『祈りの調べ』と題して、住澤怜伽ソプラノ・リサイタル が開催されます。
 
リサイタルに向けての抱負をインタビューいたしましたので、
住澤怜伽さんの演奏を心待ちになさっているファンの方々のためにこのブログを書かせていただきました。
 
 
住澤怜伽:ソプラノ
大阪府出身。大阪音楽大学声楽科卒業。同大学大学院歌曲研究室修了。ドイツ国立シュトゥットガルト音楽大学マスタークラスに特待生として参加し、ディプロマを取得。在学中より宗教音楽作品の研究に取り組み、「Messiah」、「Elias」、「Dixit Dominus」やJ.S.Bachの教会カンタータのソリスト、その他数々の作品に出演。また一方ではシンガーソングライターとしても活動。2014年にファーストアルバム「Hello from Heaven」を発
売、同年にワンマンライブを開催。現在ボーカルインストラクターとして働きながら、クラシック歌手、シンガーソングライターとして活動中。大橋ジュン、松田昌恵の各氏に師事。
 
 

佐藤亜衣:ピアノ
大阪音楽大学音楽学部器楽学科ピアノ演奏家特別コース卒業。同大学院音楽研究科修士課程修了。ソロの研鑽を積むとともに、アンサンブルも積極的に行い、器楽や声楽の伴奏者としても幅広く活動する。これまでに遠藤裕子、津田安紀子、小森谷泉、鳥居知行、仲道郁代の各氏に師事。現在兵庫大学非常勤講師。
 
 
 
・今回のリサイタルに向けての抱負を教えてください。
 
私が今回リサイタルの開催を決意した一番の理由は、クラシック歌手としてのステップアップのためです。
クラシック歌手としてのソロ・リサイタルは初めてな上に、会場は普段の活動拠点から遠く離れた東京ということで、自分にとってはなかなかのチャレンジだと感じています。
正直なところ不安はありますが、これを乗り越えた先にどんなことが待っているのか楽しみでもあります。
このリサイタルを通して、歌手として人として、また一歩成長していきたいと思います。
 
 
・演奏する曲の聴き所などを教えてください。
 
私自身がクリスチャンということもあり、宗教曲を中心に選曲させていただきました。
曲の美しさはさることながら、私が特に注目していただきたいのは歌詞です。
声楽曲が器楽曲と大きく違うのは、音楽に言葉が伴うところです。
一つ一つのメロディーの存在理由が、歌詞の内容に秘められているといっても過言ではありません。
作曲者が楽曲を通して表現したかったのは一体何だったのか、そのヒントとなる歌詞に注目しながら歌をお聞きくだされば幸いです。
また、私自身が作詞作曲したオリジナル曲「祈り」を披露させていただきます。
皆様に生演奏でお届けできるのを楽しみにしています。
 
 
・あなたにとって音楽とは何ですか。
 
私にとって音楽とは、想いを伝えるツールです。
言葉だけで伝えるのが難しい時、その言葉を音楽に乗せるだけで素直に伝えることができたり、また聞き手側も発信された言葉が音楽とともに届けられた時、言葉だけを聞くよりも素直に受け取ることができる…そのような経験が、誰しも一度はあると思います。
そんな音楽を、人を傷つけたり自己主張の道具として利用するのではなく、たとえば誰かの心を慰めたり疲れを癒すような、そんな優しい愛を届けるために奏でていたいです。
 
 
 

時間: 19:30開演(19:00開場)
 
料金: 全席自由 2,500円
 
出演: 住澤怜伽(ソプラノ)、佐藤亜衣(ピアノ)
 
プログラム:
グノー:アヴェ・マリア
ハイドン:「天地創造」より 力強い翼を広げて
モーツァルト:エクスルターテ・ユビラーテ
團伊玖磨:はる
山田耕筰:ばらの花に心をこめて
住澤怜伽(自作・初演):祈り
 
 
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