2017年3月4日(土)白井麻友・丸山朋文・桐榮哲也ピアノトリオ・リサイタル【インタビュー】

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2017年3月4日(土)に日暮里サニーホール・コンサートサロンで
白井麻友・丸山朋文・桐榮哲也ピアノトリオ・リサイタル が開催されます。
 
リサイタルに向けての抱負をインタビューいたしましたので、
三人の演奏を心待ちになさっているファンの方々のためにこのブログを書かせていただきました。
 
 

白井麻友:ヴァイオリン
東京芸術大学卒業。第56回全日本学生音楽コンクール高校の部全国第1位をはじめ、第16回日本演奏家コンクール第1位、ほか多数のコンクールで優勝。元兵庫芸術文化センター管弦楽団フォアシュピーラー、元新日本フィルハーモニー交響楽団フォアシュピーラー(契約)。現在、サントリーホール室内楽アカデミー第4期フェロー。http://mayushirai.jp/
 
 

丸山朋文:チェロ
東京芸術大学卒業。在学中に小林研一郎指揮、東京芸術大学オーケストラとエルガーのチェロ協奏曲を共演。同声会賞、安宅賞受賞。卒業後は演奏と作曲で活躍。弦楽四重奏で4枚のCDを発表。映画「父をめぐる旅」、「物置のピアノ」の音楽を作曲。チェロを勝田聰一、河野文昭、花崎薫、ウィリアムプリースの各氏に師事。
 
 

桐榮哲也:ピアノ
桐朋学園大学、ベルリン芸術大学卒業。パリ・エコールノルマル音楽院にて研鑽を積む。王子ホール、東京文化会館など国内主要ホールでソロリサイタルを開催。「ムジカノーヴァ」「音楽現代」「ミュージック・ペンクラブ」などで高い評価を得ている。WEBサイトhttp://www.tetsuyatoei.com/
 
 
 
・今回のリサイタルに向けての抱負を教えてください。
 
私たちは、三人とも千葉県出身で、一昨年の「楽友協会ちば」のガラコンサートで出会いました。丸山さんも桐榮さんも素晴らしい演奏をされていたので、いつか共演させて頂きたいと願っておりましたが、今回念願がかなってとても嬉しく思っています。室内楽の愉しさと魅力をお伝えできるように、精一杯頑張ります。(白井麻友)
 
シューマンの陰影と文学的な示唆に富むロマン溢れる作品と、古典派の設計思想を反映したハイドンの小ぶりで愛すべき作品。音楽を愛するメンバーとお客様と作り上げる、一期一会の体験を心より楽しみにしております。(丸山朋文)
 
久しぶりのピアノトリオに緊張と期待でいっぱいです。一緒に弾くのは初めてのお二人なのですが、以前ソロを聴かせていただいた時に素晴らしかったのでとても楽しみです。3人でとことん追求して、いいものを作り上げたいと思っています。皆様に満足いただけるよう頑張ります。(桐榮哲也)
 
 
 
・演奏される曲の聴きどころなどを教えてください。
 
「ジプシー風」と名付けられたかわいらしいハイドンのピアノトリオと、シューマンの憂いに満ちたロマンティックなピアノトリオ、同じ編成でもまったく性格の異なるニ曲の、それぞれの表情を楽しんで頂きたいです。(白井麻友)
 
シューマンは、彼のリートにも通ずる詩情豊かなピアノパートが一際味わい深く、陰影と文学的な示唆に富むロマン溢れる作品です。ハイドンは、古典派の設計思想を反映した小ぶりな愛すべき作品で、しっかりとした和声進行の中、切れ味良いピアノの分散和音や格調高い弦楽器の響きが楽しめます。(丸山朋文)
 
どちらもピアノトリオでは大事なレパートリーです。どちらの曲も音楽的に素晴らしく、観客を引き寄せる力のある楽曲です。全編にわたって魅力を感じて頂けたらと思います。(桐榮哲也)
 
 
 
・あなたにとって音楽とは何ですか?
 
幼い頃からずっと共にあり、切り離すことができない、私の一部です。(白井麻友)
色んな所に旅が出来るパスポートのようなものです(丸山朋文)
自分と人とをつなげてくれるものです。(桐榮哲也)
 
 
 

時間: 19:30開演(19:00開場)
 
料金: 全席自由 2,500円
 
出演: 白井麻友(ヴァイオリン) 丸山朋文(チェロ) 桐榮哲也(ピアノ)
 
プログラム:
ハイドン:ピアノ三重奏曲 第25番 ト長調 「ジプシー・ロンド」 Hob.XV:25
シューマン:ピアノ三重奏曲 第1番 ニ短調 作品63
 
 
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