2017年2月18日(土)Ariose Saxophone Quartet 2nd リサイタル【インタビュー】

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2017年2月18日(土)に日暮里サニーホール・コンサートサロンで
Ariose Saxophone Quartet 2nd リサイタル が開催されます。
 
リサイタルに向けての抱負をインタビューいたしましたので、
カルテットの皆さんの演奏を心待ちになさっているファンの方々のためにこのブログを書かせていただきました。
 
 山本真望子
山本真望子(Soprano Sax) 山田彩華(Alto Sax) 中島由加里(Tenor Sax) 吉田祐介(Baritone Sax)
国立音楽大学サクソフォーン専攻生で結成。<ariose>とはスペイン語で美しい旋律という意味。その名の元に日々、深く暖かいハーモニーを追及している。室内楽を下地啓二氏、滝上典彦氏に師事。2014年サンハート・アンサンブル・オーディションにて最優秀賞、聴衆賞、アルソ出版社賞を受賞。第15回大阪国際音楽コンクールアンサンブル部門第3位入賞。第20回JILA音楽コンクール室内楽部門第3位入賞。第10回横浜国際音楽コンクールアンサンブル部門審査員奨励賞受賞。東京、神奈川を中心に演奏活動を行っている。
 
 
 
・今回のリサイタルに向けての抱負を教えてください。
 
私たちArioseは結成して早2年半が経ちました。日々のレッスンや練習を始め、コンクールやコンサートなど4人でさまざまな経験を積み重ねてきました。2ndリサイタルでは私たちの持ち味を十分に発揮し、お客様に心から楽しんでいただけるコンサートにしたいです。(山本真望子)
 
サクソフォーンアンサンブルの華やかで美しいハーモニーに魅力を感じていただけるよう演奏したいと思います。どの曲も聴きごたえがあるので、お楽しみいただけると嬉しいです。(山田彩華)
 
今回でarioseとして2回目のリサイタルになります。私とソプラノの山本さんは大学卒業という節目の時期でもあり、大学で取り組んできたカルテットのひとつの集大成のような気持ちで挑みたいです。(中島由加里)
 
今回はオールクラッシックのプログラムとなっております。私たちが2年半学んで来たことの集大成となる演奏会にしたいです。(吉田祐介)
 
 
 
・演奏される曲の聴きどころなどを教えてください。
 
メインは私の大好きなC.ドビュッシーの弦楽四重奏曲です。弦楽器の曲をサックスで演奏するのは大変難しいです。弓の動きや響かせ方とサックスらしさを兼ね合わせ、原曲とはまた一味違うドビュッシーをお楽しみください。(山本真望子)
 
今回演奏する曲は、サクソフォーンアンサンブルの美しいハーモニーが味わえるプログラムとなっています。前半の3曲はフランスの作曲家によるサクソフォーン四重奏曲の古典的な名曲で、親しみやすく優美なメロディ、そして軽やかでどこか遊び心のあるようなメロディが聴きどころです。後半の2曲の弦楽四重奏曲は、弦楽器の重厚感のある音色や情熱的で切迫感のあるメロディをサクソフォーンで演奏します。弦楽器の特徴を表現しつつ、サクソフォーン躍動感、繊細さや情緒的な深みのあるハーモニーを生かした演奏が曲の聴きどころです。(山田彩華)
 
サックスのオリジナル曲から始まり、後半には弦楽四重奏の曲を2曲演奏します。オリジナル曲ならではのサックスカルテットの響きと、弦楽器のように奏でるサックスの響きの違いをお楽しみ頂きたいです。(中島由加里)
 
チャイコフスキー、ドビュッシーの作品は元々弦楽四重奏の曲ですが、今回はサクソフォーン四重奏で挑戦します。特にドビュッシーは難曲で、サックスならではの色彩感を感じられると思います。(吉田祐介)
 
 
 
・あなたにとって音楽とは何ですか?
 
心がワクワクし、幸せいっぱいになることです。悲しい時や辛い時、音楽を聴くことで心が癒されると思います。それと同じで音楽を奏でていると心が充実します。曲の情景が浮かび、頭の中に次から次へと湧いてくるアイデア。それを組み合わせ生まれる音楽を味わうことも楽しみの一つです。(山本真望子)
 
私にとって音楽は心の栄養です。音楽を聴いて癒されたり、元気づけられたり、聴く側の受け取る音楽の力は心の支えになります。また音楽を届ける側も、自分の思い描く風景や感情を思う存分表現することができます。音楽を通して様々な感情に出会い、その一つ一つが私にとって大切な心の栄養となっています。(山田彩華)
 
いつも自分を勇気づけてくれるものです。(中島由加里)
 
僕に取って音楽とは、音の調和を追求する芸術と考えてます。絵画なら色、建築なら素材のように、音楽は「音」の組み合わせによってどんな曲にでもなります。それが楽器の音でも日常にある話し声や物音でもです。僕は無限の可能性がある音楽にいつもワクワクしながら向き合ってます。(吉田祐介)
 
 
 
17021803
時間: 15:30開演(15:00開場)
 
料金: 全席自由 2,500円
 
出演: 山本真望子(Soprano Sax) 山田彩華(Alto Sax) 中島由加里(Tenor Sax) 吉田祐介(Baritone Sax)
 
プログラム:
F.et.M.ジャンジャン:サクソフォーン四重奏曲
R.プラネル:バーレスク
E.ボザ:アンダンテとスケルツォ
P.チャイコフスキー:弦楽四重奏曲第1番 ニ長調 作品11より アンダンテ・カンタービレ
C.ドビュッシー:弦楽四重奏曲 ト短調 作品10
 
 
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