2016年12月4日(日)フランス室内楽研究会コンサートVol.2【インタビュー】

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2016年12月4日(日)に 横浜市鶴見区民文化センター サルビアホール3F音楽ホールで
フランス室内楽研究会コンサートVol.2『~サン=サーンス&プーランク~』が開催されます。
 
リサイタルに向けての抱負をインタビューいたしましたので、
フランス室内楽研究会の皆さんの演奏を心待ちになさっているファンの方々のためにこのブログを書かせていただきました。
 
 
【フランス室内楽研究会】
フランスで学んだ若手音楽家を中心に結成。フランス音楽、とくにアンサンブルの魅力を広めるための演奏活動に取り組んでいる。2015年11月に開催された第一回演奏会『戦間期のフランス音楽』は大変好評を得、その後も良く知られた曲から国内で演奏機会の少ない曲まで、幅広いプログラムによる多彩な活動を行っている。
 
新倉さやか
新倉さやか(ソプラノ)
国立音楽大学音楽学部声楽科卒業。パリ・エコールノルマル音楽院高等演奏課程ディプロム取得。帰国後、歌曲、室内楽、古典オペラを中心としたプログラムで精力的にコンサートに出演。第13回ル・ブリアン・フランス音楽コンクール奨励賞。雑司が谷ビブリオクラシック声楽教室専任講師。
 
川端友紀子
川端友紀子(ピアノ)
桐朋女子高等学校音楽科、慶應義塾大学卒業。パリ・エコールノルマル音楽院高等演奏課程修了、及び室内楽クラスを審査員満場一致で修了。PTNA全国大会銅賞、全日空賞受賞。全日本学生音楽コンクール東京大会本選入選。マイエンヌ国際ピアノコンクールファイナリスト。マコン夏の音楽祭等、欧州各地のコンサートに出演。
 
前田尚君
前田尚君(ヴァイオリン)
仙台市出身。3歳からヴァイオリンをはじめる。国立音楽院ヴァイオリン専攻卒業。佐々木洋、齋藤友美賀、浜野考史、小山裕久の各氏に師事。現在はヤマハ音楽教室鶴見センターにおいてヴァイオリン講師として活動している。
 
横山友美
横山友美(フルート)
国立音楽大学を経て2008年に渡仏。CRD d’Aulnay-sous-boisにてフルートとピッコロのディプロム取得。CRD de Créteilにてフルートのディプロム取得。これまでにフルートを立川和男、玉村三幸、Pierre CARON、Magali MOSNIERの各氏に師事。室内楽をAnne BIANCOに師事。
 
田中まな美
田中まな美(クラリネット)
東京芸術大学卒業後渡仏。エコール・ノルマル音楽院、ムードン音楽院、ブーローニュ音楽院にてディプロム取得。洗足学園ニューフィルハーモニック正団員。クラリネットを竹森かほり、三界秀実、村井祐児、山本正治、Gerd Starke、Guy Duplus、Olivier Pierre Vernaudの各氏に、室内楽を山上貴司、水谷上総、Claude Lelong、Florence Bellon、Jerome Voisinの各氏に師事。
 
 
(賛助共演)
宮野志織
宮野志織(ピアノ)
東京都立芸術高校音楽科を卒業し渡仏。パリ地方国立音楽院ピアノ科を満場一致の首席で、併せて同音楽院伴奏科・室内楽科及びブローニュ地方国立音楽院室内楽科を卒業。第88回レオポルドベラン国際音楽コンクール室内楽部門第1位受賞等国内外のコンクールで優勝及び入賞。現在多方面で精力的に活動している。
 
髙安ひとみ
髙安ひとみ(ピアノ)
茨城県出身。武蔵野音楽大学ピアノ専攻卒業。これまでにピアノを故長須信子、横川和子、猿木宜子の各氏に師事。現在は、リサイタルの企画、出演など演奏活動、またピアノ講師として後進の指導にあたっている。
 
 
 
・今回のリサイタルに向けての抱負を教えてください。
 私たちのフランス室内楽研究会は、その名の通り、フランス室内楽の魅力をたくさんの方に知っていただくために、2015年に生まれました。中心メンバーは、実際にフランスの音楽院で学んだ若手音楽家たちです。研究会としての活動のほかに、ひとりひとりが都内を中心に幅広い演奏活動に取り組んでいます。
 昨年11月には、記念すべき第一回演奏会「戦間期のフランス音楽」を開催し、第一次世界大戦から第二次世界大戦までの期間のフランス音楽の変容を、当時の社会情勢にからめた詳しい解説とともにたどっていくという試みが、大変好評をいただきました。
 今回の、第二回演奏会「~サン=サーンス&プーランク~」は、ただシンプルに、フランス人作曲家によるたくさんの魅力あふれる楽曲を聴いていただきたいという思いで企画しました。フランスを代表する作曲家の中から、サン=サーンスとプーランクという、世代も個性も違う二人を選び、その数多いレパートリーの中から激選したプログラムをお届けします。フランス音楽の多彩な魅力、そして色々な楽器の組み合わせによる、室内楽ならではの楽しみをお伝えできればうれしいです。
 
 
・演奏される曲の聴き所などを教えてください。
 演奏会の前半はサン=サーンス、後半はプーランクの楽曲をお届けします。
 サン=サーンスは1835年に生まれ、1921年に86歳で亡くなるまでフランス音楽界の第一線で活躍しました。第一次大戦後まで作曲を続けていますが、ロマン派の作曲家です。美しく耳になじむたくさんの楽曲の中から、今回はハバネラ、見えない笛、タランテラ、クラリネットソナタという、楽器編成も色々な、個性豊かな4曲をお届けします。洗練された音楽をお楽しみ下さい。
 プーランクは1899年生まれ、第一次大戦後にフランス音楽界を牽引した6人組の一人です。軽快、軽妙でいかにもパリっ子の作曲家らしいエスプリに富んだ楽曲の数々は、フランスで学んだ研究会メンバーにとっては非常に馴染み深く、また、常に魅了され続けています。今回は、フルートソナタ全楽章と、歌曲集「偽りの婚約」から抜粋して4曲を演奏します。どちらも軽やかでありながらノスタルジックで、プーランクらしさのつまった曲です。とくに、「偽りの婚約」の最後の曲、「花」は、作詞者であるルイーズ・ド・ヴィルモランが、かつての恋人である、『星の王子様』の著者サン=テグジュベリの突然の死を思って書かれたといわれており、透明感あふれる音楽が非常に美しいです。
 二人の偉大な作曲家の作品から、フランスの雰囲気を身近に感じ、演奏会の時間を存分に楽しんでいただけたらと思います。
 
 
・あなたにとって音楽とは何ですか。
 フランス室内楽研究会のメンバーは、昨年の第一回演奏会を実現させるために集まりました。普段はひとりずつがそれぞれの演奏活動をしていて、メンバーの中でデュオを組んだり、トリオを組んだりして演奏会に出演することもあります。自分たちが魅せられたフランス音楽を広く紹介していくことが目的ですが、何より私たち自身が、こうして仲間と共に色々な曲の演奏に挑戦し、その楽曲の世界に飛び込んでいけることに喜びを感じています。
 今回は7人いるメンバーのうち、スケジュールの都合で、出演がかなったのは5人だけでしたが、賛助共演として2人のピアニストさんが出演して下さることになり、また新たな仲間と演奏の時間を共有できることにわくわくしています。私たちにとって音楽は、演奏する側とそれを聴く側、その場に居合わせた誰もが、その瞬間に生まれる楽しい時間を共有できる、素晴らしいきっかけであると感じています。
 
 
16120401
 
時間: 17:30開演(17:00開場)
 
料金: 全自由席 2,500円
 
出演: 新倉さやか(ソプラノ)川端友紀子(ピアノ)前田尚君(ヴァイオリン)横山友美(フルート)田中まな美(クラリネット)宮野志織(ピアノ)髙安ひとみ(ピアノ)
 
プログラム:
サン=サーンス:ハバネラ ホ長調 作品 83 、見えない笛 、タランテラ 作品 6 、クラリネットソナタ 変ホ長調 作品 167 第一楽章 アレグロ
プーランク:フルートソナタ 、歌曲集『偽りの婚約』より 第1曲 アンドレ夫人・第3曲 飛んでいる・第5曲 ヴァイオリン・第6曲 花
 
 
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