2010年 2月 の記事
もう少し「ワルキューレ」のお話をします。
楽劇「ニーベルングの指輪」全４作は、４日がかりの世界最長のオペラとして有名で、なかでも「ワルキューレ」は、単独で公演されることも多い人気作です。第３幕前奏曲は「ワルキューレの騎行」として管弦楽曲として有名ですし、コンパクトにまとまった第一幕だけを抜き出して演奏会形式で公演されることも少なくありません。
昨年10月17日に行われましたワーグナー音楽祭「あらかわバイロイト」特別演奏会の「ワルキューレ」の動画をアップしてみました。（YouTubeTIAA公式チャンネル初動画！）
これを聞いてなんか“出撃”したくなるのはなぜ？
たまにはデジタルな話をしてみます
プラナフ・ミストリーさんのSixthSenseテクノロジーについて語っている映像ですが、やっぱりすごいです。
14分ほどの長めの映像ですが、デモンストレーション満載で、
近い未来にはこんな風になるのかとテンションどんどん上がっていきます。
※View Subtitlesで日本語を選びましょう。
SixthSenseテクノロジーとは体につけたカメラと指につけたマーカーでリアル世界のものと
デジタル情報を結びつける技術です。たとえばどんなことができる。
手首に丸を書いたら時計になる
紙一枚でゲームができ紙を傾けて操作
商品を手にとったらレビューが表示される
・・・
TEDIndiaでプラナフ・ミストリーさんが、
「この技術によって、人はコンピュータの前から解放され、より人らしく生きられるはずだ」
「SixthSenseの可能性をすべての人が手にできるよう、ソフトウェアをオープンソースにする」
なんてすごいビジョンを見せてくれます。感動するしかないです。
毎年この頃、モスクワ音楽院のエレーナ・リヒテル教授を招聘し、コンクールとマスタークラスを開催しています。今年も参加者が多く盛り上がりました
今年は3回目のコンクールですが、いずれも大学一般部門の第1位が現れ、プロフェッショナルな素晴らしい演奏を魅せてくれました
2月7日に日暮里サニーホールコンサートサロンにて表彰式と同時に教授の愛娘エカチェリーナ・リヒテルピアノリサイタルが行われました。当日満席とまではいかなかったものの、多くのお客様が聴きに来て下さり、大盛況でした。まずはじめにバッハのオルガンのためのパッサカリアBWV582、荘厳で揺るぎのない音楽が本当に素晴らしいものでした。
続いてリストのソナタロ短調、力強さと、繊細な美しさとのバランスが見事でした。後半はショパンの作品。あまりの美しさに皆さん引き込まれ、会場全体がエカチェリーナさんの音楽に包まれて、やわらかく温かい羽毛にくるまれているようでした。終演後は、一緒に写真をとりたいというお客さんの希望にも温かく応え、笑顔で写っておられました。ぜひまた来年も聴きたいですね
来年もコンクールを行う予定ですが、詳しい日程が決まり次第下記のページにUPしますので、要チェックです！
ずいぶん空いてしまいました・・・
ブログ更新スケジュールを組まねば・・・
さてさて、4月23日～25日に第2回ワーグナー音楽祭「あらかわバイロイト」楽劇「ワルキューレ」を上演致します！
指揮の佐々木修氏、そしてドイツオペラハウスの長年指揮を勤めていたクリスティアン・ハンマー氏をはじめ、またまた超豪華キャストでトリプル公演を行いますので絶対に見逃せません！
「ゲネプロ鑑賞」特典つきのお得な3公演通し券もあります、会員割引を利用すればさらに安くなります。
TIAAオペラ第47回公演
第２回ワーグナー音楽祭「あらかわバイロイト」
舞台祝祭劇「ニーベルングの指環」第１日
ドイツ語上演・日本語字幕付き
公演日：
2010年 4月23日(金) 16:00開演（15:30開場）
4月24日(土) 13:00開演（12:30開場）
4月25日(日) 13:00開演（12:30開場）
会場：サンパール荒川大ホール
特設ページにて2月末に特集記事公開する予定となっていますので、お楽しみに
「ワルキューレ」特設ページ→http://www.tiaa-jp.com/tiaa_opera/index.html
